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コロナ危機

2020/06/30

新たなコロナ疲れ?

今日で6月も終わり。
早いものですな。

コロナでのロックダウンが始まってから
3か月半の月日が過ぎておりまして、
当初は、いつまで続くのか、とずっと思ってたけど、
今、この3月半を振り返ると、あっという間だったような・・・。

世の中ではロックダウンが次々と解除され、
近々、マスク着用義務も無くなる、という話も。
個人的には、マスク着用だけはもう少し続けて欲しいが。

ロックダウンの全面解除に歯止めをかけたのが、
この州の精肉工場がクラスターとなり、
コロナ感染者が再び大量に発生した事件。
この工場のある町は再び厳しいロックダウン下におかれ、
他の州の観光地では、この町の住人の訪問を拒否している。
(直前の検査で陰性だった人のみ許可)。

この精肉工場事件により、弊社でもオフィスへの出勤の全面復帰が
さらに3か月延びる事になった。
つまり9月末まで、今のまま出勤とホームオフィスの交代制である。

社員が多いこともあり、我が雇用者は最初から
コロナ危機に対しては、かなり慎重な政策を取ってくれている。
日ごろはいろいろと不満もあるが、今回のコロナ危機では
会社には本当に感謝しているよ。
おそらく、会社全体では売り上げも下がっただろうけど、
解雇や時短労働などを今まで全く実施しなかったし。

会社が慎重な反面、世の中はほぼ普通の生活に戻っている。
週末など、あちこちでパーティーで盛り上がってるし、
人々も、他人との距離を保たなくなっている。
もう、コロナの事などすっかり忘れている感じ。

ワタシは、と言うと、この世の中の変化についていけない。
以前のように友達に会ったり、いろんな催し物に出かけたり、
という生活をしたい気持ちはあるが、
「コロナの気配」を感じてしまって行動に移せない。

3か月以上の間に、制限された生活に慣れてしまって、
今の生活にあまり不便を感じていない一方、
時々、こう言う人生って意味があるのか、
などと考えてしまったり。

もちろん、パーティーだけが人生の楽しみじゃないし、
今の生活の中でできる事をしていくしかないのだが、
なんだか、いろいろ考える事に疲れたよ。
ワタシ的には、これ、コロナ疲れの第三波かも。

結局、コロナに生活も心もすっかり翻弄された3か月半、
そして、ワタシの中の「コロナの気配」は
まだしばらく続きそうな気配である。


おまけ
魂の癒しの場ハイキングシリーズ、
今回は、Wormbachという町の教会を訪れました。
そこの敷地内の墓地のド真ん中に
Lebensbaum (日本語名不明)という巨大な木が立っております。

Img_4830

終戦直前の1945年の復活祭に、アメリカ軍の爆弾が
この木を直撃したのですが、爆発せずにこの木は奇跡的に
生き延びました。
爆弾が当たった先端部分が折れたため、現在、木の先は三又に
分かれています。

2020/06/21

久々の近況報告

またしばらく更新が滞ってしまってますな。

現在は、一週間ごとにホームオフィスと出勤を交代でする、
という生活。

3か月近くホームオフィスで働いていると、
出勤するのがなんだか新鮮でうれしかったりするものの、
いつも一緒に仕事をしている同僚たちとは
シフトが違うので相変わらず電話で話すのみ。
オフィスも、まだ会社に復帰している人が少ない。
というのも、学校や幼稚園がが完全に復活していないため
家にいる必要がある人もいれば、
自身に持病があってまだ大事を取っている人もいる。
また、規則で風邪等の症状があれば出勤禁止になる。

ワタシ自身は公共交通機関を使っての出勤なので、
市電やバスが混む時間を避けるため、30分遅くの出勤をしている。

出勤のメリットと言えば、同僚たちと会って直接話をする、
という事しか思いつかないので、今の状態だと、
そのメリットも無く、寂しいのは相変わらず。
通勤時間分だけ無駄なような気がしてきた。

さらに、出勤していると、自宅でお仕事をしている同僚たちから
電話がかかって来る。

「xxの書類をスキャンしてメールしてくれない?」
「私の机の上に積んである郵便からxx探して、お客さんに送ってくれる?」
「棚のファイルを見て、xx探してくれない?」等々。

出勤してるだけで、何故か雑用が増えてるやん。
温厚なワタシもちょっと腹立つわ~。
そういうワケで、しばらくは週3-4日出勤にする事にしたわ。

おそらく、このままコロナ危機が収まっていくのなら、
8月か9月ごろからまた100%出勤生活に戻ると思う。

先週、ドイツ政府は公式コロナ・警告アプリを開始した。
もちろんこのアプリのインストールは強制ではないのだが、
それなりの人数の登録が無ければ、意味は無い。
新しいものが大好きなワタシは早速アプリ登録をしたわ。

人と一定の距離以内で、ある時間以上接触があった場合、
スマホ同士が勝手に情報を交換し、もし、相手が感染登録をした場合、
警告が来るらしい。
かなり頻繁に更新されていて、つい一時間前にも
「感染者との接触はありません」というのが入っていた。

このように、政府も頑張っているし、
人々も、ロックダウン生活に耐え、今はマスクを携帯し、
その効果か、最近は、ドイツの新感染者はかなり減っていた。

それなのに、先週、このNRW州の精肉工場がクラスターとなり、
一気に、現時点で1300人以上の感染者が出て、
今も6000人もの人が外出禁止状態になっているらしい。

この精肉工場では多くの東欧諸国からの出稼ぎ労働者が働いており、
祖国に一時帰国して戻ってきた後も、なんの検査もせず、そのまま働いていた。
さらに、宿泊所は狭い部屋に何人かが寝泊まりし、
衛生状態にも無頓着だったという事実が判明。

この感染者たちと接触があった人達をたどるのは非常に難しく、
専門家の間では、今まで以上の感染拡大が懸念されている。

この2か月以上、国民のみんなが頑張って来たのに、
こういう無責任な雇用者のせいで、すべてが台無しになりそうで、
今、経営者は非難の嵐にさらされている。

州知事のLaschet氏も、焦りまくって、
この工場のある市のロックダウンも考えているようだが、
未だにその決定は出されていない。

ようやく、普通の生活に戻れるという、
明るい未来が見えてきたところで、このニュース。
マスク着用の効果で、感染拡大が防げれば、と願うばかり。

2020/06/08

コロナ危機はここで本当に終わるのかい?

今月に入って外出規制や接触禁止令がさらに緩和され、
すでにほぼ普通の生活に戻った、とも言えるくらい。
今月中にはヨーロッパ内の国境も開けられるらしい。

マスク着用義務や、商店内の人数制限は相変わらずながら、
数週間前と違って、店の前でのコントロールも見かけなくなった。
カフェやレストランも営業再開。

本来は、まだ飲食店には入りたくないのだが、
先週は、彼氏さんのおかーサマや親せきの人が来ていたため、
仕方なく、一緒にカフェやレストランに行った
(何故かおかーサマはやたらカフェに入りたがる)。

規則では、カフェやレストランに入るときにはマスクをつけるが、
テーブルに案内してもらい、着席するとマスクは外していい
(マスクしたままの飲食は無理だし)。
しかし、トイレに立つ時や帰るときはまたマスク着用。
そして、テーブルでは紙が配られ、名前、住所、電話番号を
記入しなくてはならない、等々、いろいろ面倒くさい。

隣の客との距離を1.5メートル開けるため、
テーブルの配置もかなりゆったりさせており、
客の入れ替わりの度に、テーブルを消毒、
メニューも紙にコピーして1回ごとに破棄、と
店側の負担もかなり大きいと思う。

締め切った部屋の中は外よりも感染の危険が高いらしいので(16倍違うとか)
天気が良い日は、テラス等、屋外の席にしてもらった。

さらに、ホテルも営業を始めて客足も少しずつながら戻り、
おそらく、学校の夏休みの頃には、旅立って休暇を過ごすことも可能かと思う。

このように、日常生活は、元に戻りつつあるが、
本当にコロナ危機はこれで終わりなのか、
というのは誰も明言できない。
医者や学者たちは第二波が来る事を警告しているし、
全世界的にみると、まだまだ感染者は増え続けている。

よく比べられるスペインかぜ、約100年前に全世界を襲った
パンデミーだが、これは、第三波まであったらしい。
時は、1818年-1820年、ちょうど第一次世界大戦の真っただ中で、
当時の人たちは、パンデミーと戦争の二つの恐怖の中で
生きていたという事か。信じられない。

一説によると、スペインかぜで無くなった方は5000万人以上。
その多くが今回のコロナとは違って、比較的若い人だったそうな。
亡くなった方の中には、オーストリアの若き天才芸術家、エゴン・シーレ(とその妻)、
ドイツの経済学者マックス・ウェーバー、また、米大統領トランプ氏の祖父である
フリードリヒ・トランプ氏などがいる。

スペインかぜの終息までには2年以上の年月が必要だった。
当時とは世界人口や、人の移動距離、医療レベルも違うので、
簡単には比べられないが、今回のコロナ危機終息までにも
それくらいの時間が必要なのか、それともそれより前に
ワクチンが開発されるのか。
まだまだ先の事はわからない。

世間の人たちを観察してみると、
相変わらず自粛生活を続けている慎重派の人たちと、
コロナ危機などすっかり忘れて元の生活をしている人達に
はっきりと分かれているように思う。

ワタシ自身は、どちらかと言うと慎重派だが、
それでも、社会とのコンタクトは持たねばならないので、
必要があれば外出するし、出勤もするし、今後、
友人たちと会う機会も持つと思う。

でも、これまで通り、手洗いと消毒、換気はきちんとして、
人との距離もできるだけ開け、外出時はマスク着用、
不必要に人の集まるところへは出かけない、
という基本はしっかり守るつもり。

一人一人が気をつければ、感染者増加が落ち着いている今なら、
社会コンタクトと感染防止は両立できるんじゃないかな、と思うんだよ。

おまけ

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先日書いた癒しスポットの一つの水源地。
この地方の森の中にはたくさんの水源があって、
それが小川を形成し、さらにはライン川に流れ込むんですが、
ここは104か所の水源の水をせき止めて、池にしたもの。

池の底のあちこちから湧いてくる泡を見ているだけで癒される、
・・・ような気がする。

2020/06/04

休暇中であります

前回の更新から少し間が開いてしまいましたな。
いろいろ、バタバタしておりましてねえ。

気が付いたら、6月に入っているではないですか。
今週は、もともと休暇を取っておりまして、
本来は、旅立つ予定だったのだが、
コロナ危機のため、この休暇はどこへも行けず。

5月の終わりごろから、あちこちのホテルが営業再開を始め、
国内の旅行はできるようにはなったんですが、
まだしばらくは、人が集まる場所へ行くのは避けたいので、
家(彼氏さん宅のある田舎)でのんびり過ごすことに。

でも、働かずに家にいるって、慣れていないせいか
生活のリズムが全然つかめませんな。
それに自分の家じゃないし、この田舎での生活はコロナ危機の間だけ、
という意識があるせいか、どうも落ち着かない。

幸い、ずっと天気が良かったので、昼間は毎日、
近間の森の中をハイキング。
う~ん、健康的だ。

最近見つけたこの地方のハイキングコースに
「魂を癒す場所」シリーズみたいなのがありまして、
ハイキングコースの途中で、大抵は森の中ですが、
癒しスポット的な場所を通過するんですよ。
そこへたどり着くまでの道も、どこか神秘的で、気に入っております。
このシリーズのハイキングはまだ始めたばかりなのですが、
全部で43コースあるそうな。

ワタクシ、さほどスピリチュアルなものに傾倒する
タイプでは無いのでありますが、
コロナ危機が始まってからの約3か月、
精神的にかなり疲れているせいか、
この癒しスポットには、思ったより癒されます。

「コロナ疲れ」は一時は克服したと思ったのだが、
最近、コロナ疲れの第二波が来ているのを感じる。
この第二波は、自分でまだきちんと把握していないので、
正体不明のまま。

いずれにしても、静かな森の中を歩きながら、
いろんな事をあれこれ考えてしまいますな。

このコロナ危機の時間の中で失ったものや、この経験から得たもの。
この時間が自分の人生に与える意味。
今、世の中はどんな方向に動いているのか。
そして、危機が終わった後、世の中はどうなってるのか、
自分は、今後、どのように生きていきたいのか。

今のところは、まだ渾沌としているので、
何も具体的に描くことはできませんが、
いつか心の中が整理出来たら、
自分の考えることなどを書くかもしれません。

すべてが終わってみたら、何も変わってないかもしれないけど。

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お散歩の途中の大麦畑。
少し前はまだ芽が出たばかりだったのだが、大麦って成長が早い。




2020/05/26

マスクが届いたぞ

といっても、噂のアベノマスクの事ではありませんでして。

こちらは制限解除が次々と進み、お店やレストランも
一定の条件下で営業が始まっております。

そんな中で、ワタシの働く会社はかなり慎重策を取っておりまして、
先日も書いたように、しばらく(おそらく数か月間)は
出勤率を50%未満に抑える方針を続けるらしい。

周りの友達や顧客に訊いてみると、オフィスワークの場合は、
かなりの率で通常の出勤に戻っているようです。
ある友達などには「まだホームオフィスなの?」と驚かれたり。

ウチの会社、社員数が多いので、感染者が出ると
当然、かなり大変な事になる可能性が高いです。
クラスターとして新聞に載るかもしれないです。
必要以上に慎重になるのも分かります。

それと、数年前から進めていたペーパーレス・オフィス政策のおかげで
今回の全社ホームオフィスも、予想以上に上手く機能しているため、
今、危険を冒してまでオフィスに招集をかけることも無いし。

まだまだコロナ危機は集結していないのに、
世の中では急速に緊張感が緩んでいく一方で、
自分の雇用者がこういう慎重策を取ってくれたことには
非常に感謝しております。

そして、先日、会社から届きました。
オフィス復帰へのウェルカム・セット。
セットと言っても、中身はマスクと、
出勤に際しての注意事項を書いた冊子だけでしたが。

開けてみると、洗って使えるマスクが3枚も入っておりました。
噂のアベノマスクに1枚、勝ってます。
そのうちの2枚は、こんな何の変哲もない白いマスク。
名付けてタダノマスクですな。

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噂のアベノマスクは見たことがありませんが、
小さめより小さい、という記事を読んだことがあります。
このマスクは、大きさは普通かと。

そして、3枚目のマスク、こちらがすごいんですよ。
すごい、と言うほどではありませんが、
アレルギーのある人のためのマスクでして、
素材は、オーガニック・コットン。
形がどこか赤ちゃんのよだれかけみたいですな。

そして、耳の所はゴムでは無くて、同じ素材の紐です。
下の方の輪っかにひもを通して固定。
頭の後ろで結ばなくても安定いたします。

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ゴムに対するアレルギー反応を起こす人は結構多くて、
ワタクシもそうなんですが、長時間マスクをしていると、
耳の後ろが痒くて真っ赤になったりするんですよ。
こちらは、アレルギー持ちのワタクシには重宝しそうです。
残念ながら、ぴったりしたネーミングが浮かびません。
これを見本にして、紐付きマスクを縫ってみようかしらん。

こうして、所有マスクの数は増えて、準備万端、
と言いたいところですが、
ワタクシ、個人的にはまだまだできるだけ外出は
控える方針を続けるつもりです。

すでに書いたように、世の中では緊張感が緩み、
街も活気を取り戻している中、家に籠っていると
世間から取り残されたような気がいたします。
でも、以前にも書きましたが、自分の身は自分で守る、
年齢的には、危険グループに足を突っ込んでいるオバちゃんには、
これしかないんですよ。

2020/05/19

久々に会社へ

いろいろと考えた末、ワタクシ、今週から出勤を開始しております。
3月に最後にオフィスを後にしてから、2か月以上過ぎました。

まずは通勤時の混雑を避けるため、30分の時差出勤。
世の中の人もまだ出勤を控えているのか、市電やバスの中も
路上も、人がかなり少ないです。

会社の中の社員の数を50%以下に抑えるため、
社員を二つのグループに分け、今後しばらくは
1週間単位で出勤と在宅を交代で行う制度を取っております。
個人の事情でしばらくは在宅を続けてもいいため、
出勤している人はまだかなり少ない、という印象であります。

会社に来てみると、入り口のホールのあちこちに
消毒液が設置され、各ドアやあちこちの壁に張り紙があり、
「人との距離を1.5メートル以上開ける事」
「エレベーターには最高二人まで」
「コピー室等は一人ずつ利用」
「部屋から出るときはマスク着用すべし」等々。

いない間に、オフィスは消毒されたらしく、
今後も、週の終わりにデスクの消毒がなされるとか。

オフィスは普段は二人部屋なのだが、各部屋に社員が一人だけに
なるようにグループ分けがなされています。
という事は、違うグループの同僚とはしばらくは会えないのね。

同じ階の同僚たちもまだほとんど出勤していないので、
オフィス内は森閑として、まるで休日出勤しているような感じ。
会社の食堂も閉まっているので、サンドイッチなどを持参し、
一人でさびし~くコーヒーを入れてランチタイムしてます。

未だに、顔を知っている同僚と会ってないので、
立ち話をする事もなく、なんだか妙な気分であります。
寂しいから出勤するのを心待ちにしてたけど、
これなら、在宅よりも寂しいかも。

でも、オフィスにいると、仕事の効率がいいので
(ディスプレーも大きいし、見たい資料がすぐに見れるし、
ネットのスピードも速い)
少なくとも、仕事は家よりはかどるような気がしますな。
また、会社を出れば仕事は終わるので、仕事とプライベートの
境目がきちんと引ける、というメリットはあるな。
これって、普通に通勤している時には気が付かなかったです。

今週は木曜日が祭日で、金曜日は休みを取るように言われているので、
今回の出勤は3日のみ。
来週はまたホームオフィス、その次の週は休暇を取っているので、
次に出勤するのは、ずっと先なんですな。

先日のチームミーティングで、この交代出勤制が
いつまで続くのかという皆の質問に上司殿は、
「いつまでかは、政府の方針や感染者の増加数次第だけど、
もしかしたら、完全に終結するまでかも・・・」とか。
という事は、ワクチンが開発されるまで?
少なくとも、あと1年はかかるんじゃあ・・・。

コロナ危機は、制限が解除され始めて、
生活は次の段階に入ったのだが、
いつ元の生活に戻れるかは相変わらず不明のままなのですよ。

2020/05/16

2か月が過ぎて思う事

ロックダウン生活および、在宅勤務が始まって
あっという間に2か月が過ぎたらしい。
今振り返ってみると、あっという間だった半面、
2か月もこんな生活しているなんて信じられん。

世の中では制限解除も次々と進んでいるようで、
都会に住む友達によると、街中は活気を取り戻しつつあるそうな。

ワタシ自身も、そろそろ元の生活に戻る準備をする時期。
会社の出勤禁止令は無くなったが、しばらくは本人の事情に合わせて
出勤か在宅を決めていい、という方針である。
会社に行くにしても、社内にいる社員数を50%に抑えるため、
しばらくは交代制での出勤となる。

個人的には、このまま田舎で生活を続ける方が安心な一方、
家に帰りたいという気持ちもあり・・・。

考えた結果、近日中に一度家に戻り、
試しの出勤をしてみる事にした。
そして、今後の事は、通勤時の状況や会社の様子、
さらには同僚たちとの調整次第で決めればいい。

2か月を振り返ってみると、毎日の生活は単調ながら、
かなりアブノーマルな時間であったと思う。

ドイツのコメディアンであり、作家、俳優、演出家、
風刺画作家でもあった故Loriot(ロリオ)氏の言葉に

「危機が起こった時、頭のいい人は解決策を探し、
バカな人は責任の所在者を探す」

というのがあるそう。

これは、危機の時だけではなく、仕事でもよく経験する。
何か問題が起こった時、まず悪者を探して、
失敗の責任をなすり付けようとする人と、
まず問題への対処方法を考える人に分かれる。

危機が起こった時に人間の本性が出る、とは
よく言ったものである。

ワタシ自身は、ロックダウン生活中、
他人とのコンタクトがほとんど無かったので、
直接嫌な思いをする事は無かったが、
ネットの記事やいろんなブログ等を読んでいると、
考えさせられることが多くあった。

パンデミー騒ぎなど、人生で経験しなくてもいい出来事だが、
この状況の中で、少しでも学んだ事があったとしたら、
それは人への思いやりの心と感謝する気持ちかも。

余談ですが、世の中には本当に自分の事しか考えてなくて、
危機になると「買い占め」をしまくる人が本当にいるんですね。

しかもそれを自身のブログで自慢げに、
「家族がお店を数軒回ってパスタや小麦粉を10キロゲット」
などと書く人がいるんですね。
あれだけメディアで買い占めは恥ずべき事、と言われているのに、
信じられないです。


それはともかく、各国で制限が解除されているとはいえ、
コロナ感染のパンデミーはまだ終わっていない。
繰り返しになるが、このパンデミーに打ち勝つには、
一人一人の自覚を持った行動にかかっていると思う。

制限が緩くなると、途端にハメを外すアホはどこにでもいるので、
他人に期待などはできない。政府が何を言っても無理。
自分の身は自分で守るしかない。

今は感染者の増加が落ち着いてきているとはいえ、
ウィルス学者によると、秋にまた第2波が来る恐れがあるとか。

皆様も、改めて気を引き締めて、生活しませう。

 

2020/05/13

今年もやって来た・・・

4月から天気が良くて暖かい日が続いていたのだが、
先週末あたりから急に冷え込み、
都会よりも寒いこの田舎地方では、
朝方の気温が0度、という日もあったり。

春になって、4月、5月と気温が上がり、
5月の半ばに急に冷え込むのは、普通の事でして、
いわゆる寒波がやってくるのですが、これをこちらの人は
「氷の聖人がやって来た」と表現します。

5月11日から15日までは5人の聖人の日ですが、
この聖人たちはEisheilige、氷の聖人たちと呼ばれます。

5月11日のMarmertusに始まり、5月15日のSophia(Sofie)に終わる
氷の聖人の到来、今年もしっかりやって来たみたいです。
古くから冷え込むこの時期に関しては、特に農業関係の
様々な諺や言い伝えがあります。

Sofieはすべてを壊してしまう、
Sofieが来る前には絶対に作物を植えるな、 等々。

農作業にとって重要なこの春の時期に来る寒波は
その後の生育にも影響を及ぼすため、
昔の人たちは、恨みがましい思いでこの聖人たちが
また去っていくのを待っていたようであります。

前置きが長くなりましたが、言いたいのは
要するに、寒いんです。

ま、今は家に引きこもって仕事しているだけなんで、
寒くても別にいいんだけど、
気晴らしにちょっとスーパーマーケットに買い物、
という気分になれず、ちょっと気分が沈んでおります。

今週末あたりからまた春が戻ってくるらしいんで、
そうしたら、気分も少し晴れるのではないかと。
そして、少しずつ元の生活への準備(出勤)も
計画せねばなりません。

あんなに待ちに待っていた通勤生活なのに
今一つ気分が乗らないのは、やっぱり寒いせい?

2020/05/10

ロックダウン下の週末

ロックダウン生活が始まってから、もう何回目の週末かは
忘れてしまったが、来週からかなり制限が解除されるので、
ある意味、この生活では最後の週末かも。

来週から、一定の条件下でレストランや他の娯楽施設も
営業が許可される。
しかし、新規感染者がある一定数以上に増加した場合は、
その自治体はまたロックダウン生活へ戻される。
メルケル首相はこの方針を「緊急ブレーキを引く」と表現。

この緊急ブレーキが引かれる基準は、10万人の住民に対して、
新規感染者が50人を超えた場合らしい。
今のところ、この数を超えてしまった自治体は4件とか。

今月中には、さらに多くの制限が解除される予定で、
経済を回復させるためとは言え、急ぎすぎではないか、とは思う。
でも、制限解除の結果がどうなるかとか、考えるのに疲れましたよ。
世の中の人たちの常識を信じて、静観するしかない。

自分は、今まで通りできるだけ外出を控えて、
しばらくは人の集まる場所にはいかないつもりだし、
マスク着用、他人との距離も取っていく。
自分の事は自分で守るしかない。


さて、今週末も暇に任せて小ハイキングに出かけました。

丘の上のチャペルを通過。
Img_4669

その後、野原が続く道へ。森が多いこの地方で、野原の
ハイキングコースは珍しいです。

途中で羊さんたちに遭遇。
Img_4662
この放牧されている羊さんたちが木の芽を食べることによって、
野原が原始林化するのを防いでいます。

天然記念物の野生の蘭。
Img_4664

小さい花ですが、鮮やかな紫。あちこちに群生しています。
かなり厳しく保護されているので、摘んだり、掘り起こしたりするのは厳禁。
たとえ掘り起こして持って帰っても、生育の条件が限られているため、
自分の庭で育てるのは多分無理なのだが。

今週も、平和に終了。
次の週末は、どこで何をしているのかしらん。
と、少し、将来の事をいろいろと考えられるように
なってきたわね。

2020/05/07

少し先が見えてきた・・・かも

今週の水曜日に、またドイツ中央政府と州知事達による
「さらなる制限解除」案が出されました。

大本となる接触制限(二人を超える人とつるんではいけない、
人との距離を1.5メートル取る事)は6月5日まで延長されたものの、
800平米を超える商店のやレストランの営業も
一定の条件が満たされる場合は許可されることに。
学校や幼稚園も今度こそ再開されるようです。

すべては厳しい条件付きでの許可で、またいつも通り、州によって
許可の範囲、時期は様々であります。

ワタクシ個人的には、まだまだ早すぎるような気がするので、
今後もしばらくは、不要な外出やレストランに行くのは
避けようとは思っていますが。

さて、この政府の新決定を受けて、ウチの会社の上層部も
ようやく通勤再開案のお達しを出しました。
勝手に名付けて「Back to the office プラン」であります。

それによると5月中頃より、会社への出勤が許可されるとな。
しかし、感染予防のために出勤者を50%以下に抑える。
つまり、ホームオフィスと出勤を交代でやる事になる。

グループ内で話し合って、誰がいつ出勤するかを決めるらしいが、
個人的事情で(子供の学校関係や自分に持病がある人、
家族に危険カテゴリーの人がいる場合等)しばらく在宅を続けるのも可。

ウチの支店には約1000人の従業員が働いているので、
お互いに感染する危険は常にある。
こういう慎重な段階的オフィス復帰案は正しいと思う。

それと、オフィスで人との距離を取れない場所では
マスクを着用する事とな。
どっちみち、通勤でマスクを着用するんだから、問題ない。

と思っていたら、会社が全員の自宅に
マスク・スタート・セットなるものを送ってくれるらしい。
なんだかよくわからないが、何度も(洗って?)使えるマスクが
入っているそうな。
わ~い。うわさに聞くアベノマスクみたい。
何が届くか、ちょっと楽しみであります。

会社からようやく「Back to the office プラン」が
出たことで、少しだけロックダウン生活の
終わりが見えてきたような感じがするわね。