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2020年6月

2020/06/30

新たなコロナ疲れ?

今日で6月も終わり。
早いものですな。

コロナでのロックダウンが始まってから
3か月半の月日が過ぎておりまして、
当初は、いつまで続くのか、とずっと思ってたけど、
今、この3月半を振り返ると、あっという間だったような・・・。

世の中ではロックダウンが次々と解除され、
近々、マスク着用義務も無くなる、という話も。
個人的には、マスク着用だけはもう少し続けて欲しいが。

ロックダウンの全面解除に歯止めをかけたのが、
この州の精肉工場がクラスターとなり、
コロナ感染者が再び大量に発生した事件。
この工場のある町は再び厳しいロックダウン下におかれ、
他の州の観光地では、この町の住人の訪問を拒否している。
(直前の検査で陰性だった人のみ許可)。

この精肉工場事件により、弊社でもオフィスへの出勤の全面復帰が
さらに3か月延びる事になった。
つまり9月末まで、今のまま出勤とホームオフィスの交代制である。

社員が多いこともあり、我が雇用者は最初から
コロナ危機に対しては、かなり慎重な政策を取ってくれている。
日ごろはいろいろと不満もあるが、今回のコロナ危機では
会社には本当に感謝しているよ。
おそらく、会社全体では売り上げも下がっただろうけど、
解雇や時短労働などを今まで全く実施しなかったし。

会社が慎重な反面、世の中はほぼ普通の生活に戻っている。
週末など、あちこちでパーティーで盛り上がってるし、
人々も、他人との距離を保たなくなっている。
もう、コロナの事などすっかり忘れている感じ。

ワタシは、と言うと、この世の中の変化についていけない。
以前のように友達に会ったり、いろんな催し物に出かけたり、
という生活をしたい気持ちはあるが、
「コロナの気配」を感じてしまって行動に移せない。

3か月以上の間に、制限された生活に慣れてしまって、
今の生活にあまり不便を感じていない一方、
時々、こう言う人生って意味があるのか、
などと考えてしまったり。

もちろん、パーティーだけが人生の楽しみじゃないし、
今の生活の中でできる事をしていくしかないのだが、
なんだか、いろいろ考える事に疲れたよ。
ワタシ的には、これ、コロナ疲れの第三波かも。

結局、コロナに生活も心もすっかり翻弄された3か月半、
そして、ワタシの中の「コロナの気配」は
まだしばらく続きそうな気配である。


おまけ
魂の癒しの場ハイキングシリーズ、
今回は、Wormbachという町の教会を訪れました。
そこの敷地内の墓地のド真ん中に
Lebensbaum (日本語名不明)という巨大な木が立っております。

Img_4830

終戦直前の1945年の復活祭に、アメリカ軍の爆弾が
この木を直撃したのですが、爆発せずにこの木は奇跡的に
生き延びました。
爆弾が当たった先端部分が折れたため、現在、木の先は三又に
分かれています。

2020/06/23

ハチの巣騒ぎ

6月始めのある日、畑を一緒にやっている友達(略して畑友)の
Hさんより連絡がありまして、
「畑の小屋の中にハチが巣を作ってる」とな。

写真を送ってくれたのだが、大きさはテニスボールくらい。
でも、日に日に大きくなっていっているらしい。

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種類にもよるが、ハチはドイツでは自然保護されており、
むやみに駆除すると罰せられる。
これは、ハチが生態系に極めて重要な役割を果たしているためらしい。
そして、蚊やハエ等の害虫を食べてくれるため、
人間にも大きなメリットをもたらしているそう。

そのため理由もなくハチの巣を壊したり、
ハチの生活を脅かすような事をしてはならないのだよ。
殺虫剤をかけるなど、もっての外。

ハチは普段は人間を襲ったりはしないのだが、
脅かされると感じると、身を守るために攻撃をかけてくる。
ワタシ達も戸外に巣を作った場合には、そのままにしておくのだが、
小屋の中だと、人間が頻繁に出入りするため、
ハチに不安を与えて襲われる危険がある。

このような、ハチが人間に危害を及ぼす危険がある場合は、
「ハチの巣をどこかに引っ越し」てもいいらしい。

畑友Hさんは、こういう作業をどこで請け負ってくれるかを調べ、
消防署がそういう仕事をしてくれる、というのを聞きつけた。
しかし、畑友Hさんが消防署に電話してみたところ、
消防署が出動してくれるのは「公の場」のみとな。
答えは「民間の害虫駆除の会社に頼んでください」との事。

民間の会社って、どこに頼めばいいのか。
いつかニュースで、害虫駆除の会社が危険性を脅して
ぼったくりが相次いでいる、というのを見たことがある。
シロアリやネズミのケースだと思うが。
それに、そういう会社だと自然保護法律を無視して、
本当に殺虫剤をかけてしまうのでは。
それはかわいそうすぎる。

次にHさんが試みたのは、NABU(ドイツ自然保護団体の略)である。
NABUは全国に支部を持つかなり大きな団体で、
野生動植物保護や、ミツバチのための花の植え付け等、
アクティブな活動を行っている。

NABUはすぐに返事をくれて、ハチの巣引っ越し担当の人を派遣してくれた。
私はまだ田舎の彼氏さん宅にいたので、一緒には行けなかったが、
やって来たNABUオジサンは実に手際よく、ハチの巣を天井から外し、
箱に入れて、持って行ってくれたらしい。
ハチさんたちの次の生活の場は、NABUが管理する森の中。

なんと、NABUオジサンは代金も取らなかった。
NABUに寄付をしてくれればうれしい、との事だったので
ワタシはその後、NABUに寄付金を振り込んだ。

NABUオジサンは、ハチがまた巣を作ったら連絡をくれ、
と言い残して帰っていったのだが、
実はその後、ハチはまた巣を作ったのだわ。

巣の引っ越しをした時にたまたま仕事に出ていて、
一緒に行きそびれた数匹のハチたちが、
びっくりして同じ場所にまた巣を作ったらしい。
Hさんが気が付いた時には、前回同様、すでに
テニスボールの大きさになっていた。

確かに、ワタシだって家に帰ってきて、
家が無くなっていたら、うろたえるよねえ。

そうして再び、NABUオジサンのお世話になることになった。
その時はワタシも田舎から戻っていたので、
ハチの巣の引っ越しを観察。

全身保護スーツに身を包んで作業するオジサン。
Img_wp

オジサン曰く、前回は、女王蜂も一緒に引っ越しをしたのに、
残党たちが女王もいない同じ所に巣を作るなんて
考えられない、との事。
どっかで新しい女王様をスカウトしたのか・・・?

今回は、全員無事に引っ越しできたことを祈るのみ。

この機会に、いろいろとハチについて調べたのだが、
ハチの寿命はたったの半年ほど。
冬になる前にみんなお亡くなりになり、
女王蜂のみが、どこかで越冬をして、次の年に
新しいコミュニティーを作るんだそうな。
そして、ハチたちは前年の古い巣を使う事は無いらしい。

そんな短い生命、出来れば駆除せずに見守ってあげたいものです。

2020/06/21

久々の近況報告

またしばらく更新が滞ってしまってますな。

現在は、一週間ごとにホームオフィスと出勤を交代でする、
という生活。

3か月近くホームオフィスで働いていると、
出勤するのがなんだか新鮮でうれしかったりするものの、
いつも一緒に仕事をしている同僚たちとは
シフトが違うので相変わらず電話で話すのみ。
オフィスも、まだ会社に復帰している人が少ない。
というのも、学校や幼稚園がが完全に復活していないため
家にいる必要がある人もいれば、
自身に持病があってまだ大事を取っている人もいる。
また、規則で風邪等の症状があれば出勤禁止になる。

ワタシ自身は公共交通機関を使っての出勤なので、
市電やバスが混む時間を避けるため、30分遅くの出勤をしている。

出勤のメリットと言えば、同僚たちと会って直接話をする、
という事しか思いつかないので、今の状態だと、
そのメリットも無く、寂しいのは相変わらず。
通勤時間分だけ無駄なような気がしてきた。

さらに、出勤していると、自宅でお仕事をしている同僚たちから
電話がかかって来る。

「xxの書類をスキャンしてメールしてくれない?」
「私の机の上に積んである郵便からxx探して、お客さんに送ってくれる?」
「棚のファイルを見て、xx探してくれない?」等々。

出勤してるだけで、何故か雑用が増えてるやん。
温厚なワタシもちょっと腹立つわ~。
そういうワケで、しばらくは週3-4日出勤にする事にしたわ。

おそらく、このままコロナ危機が収まっていくのなら、
8月か9月ごろからまた100%出勤生活に戻ると思う。

先週、ドイツ政府は公式コロナ・警告アプリを開始した。
もちろんこのアプリのインストールは強制ではないのだが、
それなりの人数の登録が無ければ、意味は無い。
新しいものが大好きなワタシは早速アプリ登録をしたわ。

人と一定の距離以内で、ある時間以上接触があった場合、
スマホ同士が勝手に情報を交換し、もし、相手が感染登録をした場合、
警告が来るらしい。
かなり頻繁に更新されていて、つい一時間前にも
「感染者との接触はありません」というのが入っていた。

このように、政府も頑張っているし、
人々も、ロックダウン生活に耐え、今はマスクを携帯し、
その効果か、最近は、ドイツの新感染者はかなり減っていた。

それなのに、先週、このNRW州の精肉工場がクラスターとなり、
一気に、現時点で1300人以上の感染者が出て、
今も6000人もの人が外出禁止状態になっているらしい。

この精肉工場では多くの東欧諸国からの出稼ぎ労働者が働いており、
祖国に一時帰国して戻ってきた後も、なんの検査もせず、そのまま働いていた。
さらに、宿泊所は狭い部屋に何人かが寝泊まりし、
衛生状態にも無頓着だったという事実が判明。

この感染者たちと接触があった人達をたどるのは非常に難しく、
専門家の間では、今まで以上の感染拡大が懸念されている。

この2か月以上、国民のみんなが頑張って来たのに、
こういう無責任な雇用者のせいで、すべてが台無しになりそうで、
今、経営者は非難の嵐にさらされている。

州知事のLaschet氏も、焦りまくって、
この工場のある市のロックダウンも考えているようだが、
未だにその決定は出されていない。

ようやく、普通の生活に戻れるという、
明るい未来が見えてきたところで、このニュース。
マスク着用の効果で、感染拡大が防げれば、と願うばかり。

2020/06/08

コロナ危機はここで本当に終わるのかい?

今月に入って外出規制や接触禁止令がさらに緩和され、
すでにほぼ普通の生活に戻った、とも言えるくらい。
今月中にはヨーロッパ内の国境も開けられるらしい。

マスク着用義務や、商店内の人数制限は相変わらずながら、
数週間前と違って、店の前でのコントロールも見かけなくなった。
カフェやレストランも営業再開。

本来は、まだ飲食店には入りたくないのだが、
先週は、彼氏さんのおかーサマや親せきの人が来ていたため、
仕方なく、一緒にカフェやレストランに行った
(何故かおかーサマはやたらカフェに入りたがる)。

規則では、カフェやレストランに入るときにはマスクをつけるが、
テーブルに案内してもらい、着席するとマスクは外していい
(マスクしたままの飲食は無理だし)。
しかし、トイレに立つ時や帰るときはまたマスク着用。
そして、テーブルでは紙が配られ、名前、住所、電話番号を
記入しなくてはならない、等々、いろいろ面倒くさい。

隣の客との距離を1.5メートル開けるため、
テーブルの配置もかなりゆったりさせており、
客の入れ替わりの度に、テーブルを消毒、
メニューも紙にコピーして1回ごとに破棄、と
店側の負担もかなり大きいと思う。

締め切った部屋の中は外よりも感染の危険が高いらしいので(16倍違うとか)
天気が良い日は、テラス等、屋外の席にしてもらった。

さらに、ホテルも営業を始めて客足も少しずつながら戻り、
おそらく、学校の夏休みの頃には、旅立って休暇を過ごすことも可能かと思う。

このように、日常生活は、元に戻りつつあるが、
本当にコロナ危機はこれで終わりなのか、
というのは誰も明言できない。
医者や学者たちは第二波が来る事を警告しているし、
全世界的にみると、まだまだ感染者は増え続けている。

よく比べられるスペインかぜ、約100年前に全世界を襲った
パンデミーだが、これは、第三波まであったらしい。
時は、1818年-1820年、ちょうど第一次世界大戦の真っただ中で、
当時の人たちは、パンデミーと戦争の二つの恐怖の中で
生きていたという事か。信じられない。

一説によると、スペインかぜで無くなった方は5000万人以上。
その多くが今回のコロナとは違って、比較的若い人だったそうな。
亡くなった方の中には、オーストリアの若き天才芸術家、エゴン・シーレ(とその妻)、
ドイツの経済学者マックス・ウェーバー、また、米大統領トランプ氏の祖父である
フリードリヒ・トランプ氏などがいる。

スペインかぜの終息までには2年以上の年月が必要だった。
当時とは世界人口や、人の移動距離、医療レベルも違うので、
簡単には比べられないが、今回のコロナ危機終息までにも
それくらいの時間が必要なのか、それともそれより前に
ワクチンが開発されるのか。
まだまだ先の事はわからない。

世間の人たちを観察してみると、
相変わらず自粛生活を続けている慎重派の人たちと、
コロナ危機などすっかり忘れて元の生活をしている人達に
はっきりと分かれているように思う。

ワタシ自身は、どちらかと言うと慎重派だが、
それでも、社会とのコンタクトは持たねばならないので、
必要があれば外出するし、出勤もするし、今後、
友人たちと会う機会も持つと思う。

でも、これまで通り、手洗いと消毒、換気はきちんとして、
人との距離もできるだけ開け、外出時はマスク着用、
不必要に人の集まるところへは出かけない、
という基本はしっかり守るつもり。

一人一人が気をつければ、感染者増加が落ち着いている今なら、
社会コンタクトと感染防止は両立できるんじゃないかな、と思うんだよ。

おまけ

Img_4490

先日書いた癒しスポットの一つの水源地。
この地方の森の中にはたくさんの水源があって、
それが小川を形成し、さらにはライン川に流れ込むんですが、
ここは104か所の水源の水をせき止めて、池にしたもの。

池の底のあちこちから湧いてくる泡を見ているだけで癒される、
・・・ような気がする。

2020/06/04

休暇中であります

前回の更新から少し間が開いてしまいましたな。
いろいろ、バタバタしておりましてねえ。

気が付いたら、6月に入っているではないですか。
今週は、もともと休暇を取っておりまして、
本来は、旅立つ予定だったのだが、
コロナ危機のため、この休暇はどこへも行けず。

5月の終わりごろから、あちこちのホテルが営業再開を始め、
国内の旅行はできるようにはなったんですが、
まだしばらくは、人が集まる場所へ行くのは避けたいので、
家(彼氏さん宅のある田舎)でのんびり過ごすことに。

でも、働かずに家にいるって、慣れていないせいか
生活のリズムが全然つかめませんな。
それに自分の家じゃないし、この田舎での生活はコロナ危機の間だけ、
という意識があるせいか、どうも落ち着かない。

幸い、ずっと天気が良かったので、昼間は毎日、
近間の森の中をハイキング。
う~ん、健康的だ。

最近見つけたこの地方のハイキングコースに
「魂を癒す場所」シリーズみたいなのがありまして、
ハイキングコースの途中で、大抵は森の中ですが、
癒しスポット的な場所を通過するんですよ。
そこへたどり着くまでの道も、どこか神秘的で、気に入っております。
このシリーズのハイキングはまだ始めたばかりなのですが、
全部で43コースあるそうな。

ワタクシ、さほどスピリチュアルなものに傾倒する
タイプでは無いのでありますが、
コロナ危機が始まってからの約3か月、
精神的にかなり疲れているせいか、
この癒しスポットには、思ったより癒されます。

「コロナ疲れ」は一時は克服したと思ったのだが、
最近、コロナ疲れの第二波が来ているのを感じる。
この第二波は、自分でまだきちんと把握していないので、
正体不明のまま。

いずれにしても、静かな森の中を歩きながら、
いろんな事をあれこれ考えてしまいますな。

このコロナ危機の時間の中で失ったものや、この経験から得たもの。
この時間が自分の人生に与える意味。
今、世の中はどんな方向に動いているのか。
そして、危機が終わった後、世の中はどうなってるのか、
自分は、今後、どのように生きていきたいのか。

今のところは、まだ渾沌としているので、
何も具体的に描くことはできませんが、
いつか心の中が整理出来たら、
自分の考えることなどを書くかもしれません。

すべてが終わってみたら、何も変わってないかもしれないけど。

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お散歩の途中の大麦畑。
少し前はまだ芽が出たばかりだったのだが、大麦って成長が早い。




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