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2014/08/15

「春にして君を離れ」

これ、アガサ・クリスティーの小説のタイトルで
ございます。

この本は、ずーっと昔に読んだのだが、
ふと思い出して、最近、もう一度、
読み返してみたのだわ。

推理作家として知られているクリスティーですが、
メアリ・ウェストマコットという名前で書いた小説が
6冊ほどあり、この作品はその一冊であります。

推理小説では無いので、殺人事件が起こるわけでもなく、
血しぶきが飛び散るような場面もないのだが、
とっても怖い話でございます。
ある意味、他の推理小説よりも怖かったかも。
特に、最後のエピローグなんて、背筋がぞぞっ~と
いたしましたわ。そして、最後の2行がさらに怖い。

この小説を怖いと感じるか、退屈と感じるかは、
かなり意見の分かれるところだと思うが、
おそらく、その人が経験した過去や、
現在送っている生活次第でも、感想は
変わってくるのかも知れない。

小説そのものの他に、クリスティーが描いている
背景、たとえば、あの時代の中近東への
旅の行程や、イギリスの裕福な家庭の生活などが
映像を見ているかのように生き生きと伝わってきて、
彼女の表現力の豊かさというのを感じましたわ。

これを機に、クリスティーの作品をいろいろと
読んでみたくなったわね。
彼女の推理小説は、若いころにかなり読んだ記憶があるが、
ゆっくりと、読み直してみるのも良いかも。
英語の原文で、と言いたいところだが、
それは、ちょっと無理、いえ、ぜったい無理、
なので、日本に帰ったときに、買ってまいりますか。

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